ジョージ・クルーニー主演、アメリカの映画である。
法律事務所に勤める元検事マイケルは、フィクサーとして活躍している。
フィクサーとは、ここでは、もみ消し屋のことだ。
妻と別れて息子の親権争い中であり、病気の父親を面会に行く時間もなく、あらたに始めた料理屋も失敗。
借金を抱えてしまった。
マイケルが勤めている弁護士事務所は、農業関連の大企業側に立って、集団訴訟の最中である。
担当弁護士アーサーは、原告有利な機密文書を手に入れ、良心から訴訟妨害に出た。
マイケルが、早速もみ消しに掛かる。
しかし、アーサーから真実を聞かされ、事務所と自身の良心の板挟みに。
そんな折、アーサーが殺され、マイケルも殺されそうになった。
巨大な資本を持つ大企業と、対決することになる。
この作品は、テンポが良い。
前半部分で、主人公の性格や環境を、きっちりイメージとして焼き付けている。
後半は、アクションシーン満載だ。
映画は、エンタテイメントである、というところからずれていない。