captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ポンペイ

アメリカの映画である。

 

ヴェスヴィオ山の噴火で、滅び行くポンペイが舞台だ。

 

主人公は、ケルト民族の生き残り。

 

子供の頃、ローマ帝国軍に一族が蹂躙され、一人生き延び、拳闘士となった。

 

田舎の街では圧倒的に強く、都会であるポンペイに連れてこられ、チャンピオンと戦うことになる。

 

ここに、女性との出会いが絡んでくる。

 

その女性はポンペイの有力者の娘で、ローマに遊学していたのだが、しつこい元老員から逃れて、故郷ポンペイに帰ってきた。

 

その元老員が、皇帝の大使として、娘を追ってポンペイにやってきた。

 

しかも彼は、主人公の家族達を殺した仇なのだった。

 

闘技の日、ヴェスヴィオ山が、噴火する。

 

なんとも、中途半端な作品である。

 

主人公は、拳闘士の身体ではない。

 

ましてや、最強の拳闘士というには、違和感が大きすぎる。

 

この映画は、拳闘のシーンを見せたいのか、滅び行くポンペイの惨劇を見せたいのか、復讐を果たす正義なのか。

 

さらに、闘技場や街並みに資金を遣いすぎたのか、CGがショボ過ぎた。

 

残念な作品である。