リチャード・ウィドマーク主演の西部劇である。
主人公は幼い頃、コマンチ族に救われ、部族の娘と結婚し子供もいた。
ある日、妻と子供が白人に襲われ殺害された。
彼は、襲った奴らに復讐したことで、お尋ね者になった。
ついに保安官に捕まり、護送中に旅の一家と出会う。
ところが、夜、アパッチに襲われて、遊びに出掛けていた子供達以外、全員殺されてしまった。
アパッチ族は、白人達に復讐するため集合していたのである。
彼は、生き残った子供達を連れて、「死の谷」を抜けていく。
敵は、アパッチ300人。
こっちの武器は、弾が3発しかない拳銃一丁。
ラストシーン以外は、良い作品である。
映像も、美しい。
ただ、ラストの演説がつまらない。
映画を通して、思想を天下に知らしめたいという監督の思いが、うっとうしい。