アメリカの映画である。
アパッチの一派チリカワ族の族長コチーズは、白人との平和を貫いていた。
死を目前にした彼は、長男ターザに族長を継がせて、白人との戦いを避けるように言い残した。
ターザの弟ナイーチェは白人を憎んでおり、ターザとは対立していた。
長老の娘ウナをめぐる恋敵でもある。
ウナはターザを好いていたが、長老はナイーチェを支持している。
ターザは反抗するナイーチェを、拘束した。
しかし、夜、ナイーチェの仲間が見張りを殺して逃走した。
そして彼らは、幌馬車を襲って白人を殺した。
ターザは、彼らの後を追って捕まえ、部族としての最大の罰を与えた。
そこに、バーネット大尉が率いる騎兵隊がやって来て、ナイーチェたち罪人を連行していった。
侮辱されたターザ達は、砦に奇襲をかけて占領し、大尉を拘束した。
そこで将軍と交渉し、保護区に移動する代わりに自衛警察団を作ることを約束させた。
ターザは、白人の軍服を着る。
長老は、全く気に入らない。
アパッチの酋長ジェロニモが捕らえられた。
ジェロニモの一族も、ターザたちのいる保護区に連行されてきた。
ジェロニモは、白人と戦うつもりだった。
長老、ナイーチェらと、密かに武器の調達について話し合った。
ジェロニモには、白人から奪取した300ドルがあった。
この映画では、インディアンを悪者として描いていない。
アーチーズ国立公園で撮影されたため、風景が素晴らしい。