captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

エリザベス・ハーレーの明るい離婚計画

エリザベス・ハーレー主演、アメリカのコメディ映画である。

 

サラは、夫とは疎遠のセレブな妻だった。

 

ある日、大富豪である夫から、離婚届を突きつけられる。

 

夫本人ではなく、代理人ジョーが持ってきた。

 

その内容は、財産分与が一切無し、という厳しいものだった。

 

これでは納得いかないと、財産がもらえるようにした離婚届を、ジョーを使って夫に届けさせる。

 

ところが、そんなものは受け取りたくない夫は、逃げ回る。

 

ドタバタ喜劇である。

 

邦画なら、喜劇でも「ほろっ」とさせる場面がある。

 

これは、最後まで感動的なシーンは無い。

 

笑いのツボも、日本人とは違うから、腹を抱えて笑うようなのもない。

 

しかし、アメリカ人を知るには、こんなのを観るべきだろう。

ゴーストハンターズ

アメリカの映画である。

 

ゴーストバスターズのパロディーかと思って観たが、そうではなかった。

 

トラック運転手の主人公が友人と共に、掠われた友人の婚約者を奪還する話である。

 

掠っていったのが、凶悪な中国人幽霊だ。

 

霊能者の助けを借りて、戦うのだが、はっきり言って、つまらなかった。

 

リアリティーの全く無い作品である。

 

霊とか、超能力とか、魔術とかを扱う時は、リアリティーが必要である。

 

非現実的なものに遭遇した時の、常識人の反応、対応の仕方が、全く熟れていなかった。

 

この作品は、中学校の文化祭で発表するレベルのものだ。

グーニーズ

アメリカの、子供向け冒険映画である。

 

少年達が偶然見付けた「海賊の地図」をもとに、町の地下を探検する。

 

その入り口があるのは、町外れの夏だけ営業しているレストランだった。

 

今は、晩秋。

 

誰もいないはずなのに、人が出入りしていた。

 

それが、偽札作りをしている悪党一家だったのだ。

 

捕まったり、逃げたり。

 

ついに、地底湖に浮かぶ古びた海賊船を発見する。

 

そこには、お宝がいっぱい。

 

しかし、悪党一家が迫ってきた。

 

スピルバーグが制作総指揮をしているからか、雰囲気は「ET」である。

 

後の、「スタンド・バイ・ミー」に、影響を与えているかも知れない。

 

似たような感じの作品である。

シェナンドー河

ジェームズ・スチュアート主演、アメリカの西部劇である。

 

南北戦争の最中、牧場を経営していた主人公一家は、南北どちらにも与せず中立を守っていた。

 

しかし、南軍の将校であった娘婿が戦争にかり出され、末っ子が北軍の捕虜となってしまう。

 

意に反して、戦争に巻き込まれてしまったのだ。

 

この後、息子達をつれて末っ子を取り戻しに行くのだが。

 

一家に、さらなる悲劇が襲いかかる。

 

最後に教会で祈るシーンが、印象的な作品だ。

 

 

愛と追憶の日々

シャーリー・マクレーン主演、アメリカの映画である。

 

恋人役には、ジャック・ニコルソン

 

主人公と娘は、まるで友達のような関係だった。

 

しかし、娘の結婚相手が気に入らず、結婚式にも参加しなかった。

 

娘が三人目の子供を産んだ後、悪性の腫瘍がみつかる。

 

これは、心にしみいる作品である。

 

孫役の子供達が、けなげで可愛い。

 

元宇宙飛行士で恋人役のジャック・ニコルソンも、なかなかシブい。

 

ネタバレになる前に、止めよう。

 

とにかく、一度は観て頂きたい作品である。

アポロ13

トム・ハンクス主演、アメリカの映画である。

 

実際にあったアポロ13号の事故に基づいて、制作された。

 

月着陸を目指したアポロ13号は、4月11日の、13時13分に打ち上げられた。

 

「13」は、キリスト教圏では不吉な数とされている。

 

打ち上げ直後にエンジン一基が故障したが、計画は続行された。

 

月を目前にして、酸素が漏れ出す事故が起きる。

 

漏れは止まらず、着陸を断念するが、トラブルは収まらない。

 

無事帰還するまで、クルーと地上スタッフの活躍が、生き生きと描かれている作品だ。

 

最後まで、目が離せない。

ハード・デイズ・ナイト

若い頃のビートルズを撮った作品である。

 

なぜかコンサートツアーについていく、ポールのお祖父さんが、なかなかくせ者で、良い味をだしている。

 

マネージャーが喧嘩したり、リンゴがコンサート直前に警察に捕まったり、ハチャメチャな事件が起きる。

 

リンゴを奪還に行くメンバーも、ハチャメチャだ。

 

じいさん以外は、「演技」と言うほどのものはない。

 

しかし、音楽が素晴しい。

 

全編に、ヒートルズの名曲がちりばめられている。

 

後に、日本のアイドルグループも、同じような映画を撮っているが、足元にも及ばない。

 

ビートルズは、デビューした時から群を抜いて素晴しかったのだ。