高倉健主演、日本の映画である。
若狭湾の小さな漁港。
冬の早朝、漁師の修治は、友人である啓太の息子を船で駅まで送り届けた。
修治は昔、大阪のミナミで名の知れたヤクザだった。
彼は15年前、組が薬物を扱うようになったため、嫌気がさして足を洗ったのだった。
その頃に出会った女性・冬子と結婚して、今は3人の子供、冬子の母うめとともに、平穏に暮らしていた。
ある日、ミナミから螢子という女が幼い息子を連れてやってきた。
螢子は、呑み屋「蛍」を開いた。
蛍はたちまち漁師たちの評判になり、大賑わいだったが、螢子は「ツケ」はダメだという。
気前のいい啓太は、「あり金全部だ」と大盤振る舞いして、盛り上がった。
しばらくして、螢子のヒモである矢島という男がやってきた。
彼は、漁師たちを賭け麻雀で誘い、「栄養剤」を売り始めた。
いつになくハイになっている啓太を見て、修治はシャブを疑った。
数日後、修治は、駅前で矢島が男と話しているのを見かけた。
その男は、かつての舎弟・トシオだった。
修治はトシオを殴り飛ばし、問い詰めた。
トシオは運び屋をしていた。
修治は螢子を訪ねて、シャブを捨てるよう忠告した。
螢子は、素直に従った。
シャブを捨てられたことを知った矢島は、包丁を持ち出して螢子を追いかけ回した。
街中、大騒ぎになった。
この作品には、サスペンスがあって、うまい具合に観る者を惹きつける。
高倉健は、この映画でもかっこいい。