アルフレッド・ヒッチコック監督、ジェームズ・ステュアート主演、アメリカの映画である。
フランス領モロッコ。
アメリカ人医師ベン・マッケンナは、元ミュージカル女優の妻ジョー、息子ハンクと共に、旅行に来ていた。
彼らはバスの中で、フランス人ルイ・ベルナールと出会い、夕食の約束をした。
質問の多いルイに、ジョーは不信感を抱いた。
その夜、マッケンナ夫妻はルイを部屋に招いた。
そこに、見知らぬ男が訪ねてきた。
男は部屋を間違えたと言って去ったが、ルイも、後を追うように出ていった。
その後、ベンたちはアラビア料理店に行った。
そこでイギリス人の、エドワードとルーシーのドレイトン夫妻に出会い、仲良くなった。
翌日マッケンナ一家は、ドレイトン夫妻と、街を観光した。
彼らの前に、背中を刺されて瀕死の男が現れた。
変装したルイだった。
彼は、ロンドンで政治家暗殺の計画があると言い、「アングローズ・チャペル」という言葉を遺して息絶えた。
ベンとジョーは、息子のハンクをルーシーに預けて、警察で事情聴取を受けた。
警察は、ルイ・ベルナールはスパイだったとマッケンナ夫妻に告げた。
事情聴取の最中、ベンに電話がかかってきた。
相手は、ベルナールの言葉を話せばハンクに危険が及ぶと、彼を脅した。
ヒッチコック監督の他の作品と比べると、見劣りがする。