長澤まさみ主演、日本の映画である。
徳山高専に通う葉沢里美は、課題を手抜きしたため、1ヶ月の居残りを命じられた。
それを避けるには、ロボット部に入ってロボットコンテストに出場するしか無かった。
里美が連れて行かれたのは、エリート集団の第1ロボット部ではなく、部員が足りていない第2ロボット部だった。
部員は、気弱な部長・四谷四郎、天才的だが人間味に欠ける相田航一、そして、技術はあるが続かない竹内和義の3人だけだった。
竹内はサボってばかりの幽霊部員で、後の二人だけでは大会に出場できない。
里美が来たので、四谷は大喜びだ。
里美は、竹内の代わりとして、ロボットの操縦を任せられた。
ルールを理解しないまま練習試合に出た里美は、相手のロボットにぶつけてしまって、負けた。
負けたのに、四谷も相田も、悔しがらない。
勝てるわけがないと、初めから諦めていたからだ。
そして、本番のロボコン地区大会。
里美たちは、敗退した。
しかし、ユニークな性能が評価されて、全国大会に推薦された。
スポーツのような派手さはないが、コツコツ積み重ねていく姿に、引き込まれる。
良い青春映画だ。