イギリス、フランス合作の映画である。
中年の作家サラ・モートンは、人気ミステリーシリーズの次回作を書くのに、気持ちが乗らない。
編集長のジョンには、「殺人も、捜査もうんざりだ」ともらす。
そんな彼女にジョンは、自分がフランスに持っている別荘を紹介した。
サラは、一人、ジョンの別荘を訪れた。
そこは、2階建てでプールもついている豪華な別荘だった。
その夜、彼女は新作の執筆に取り掛かった。
次の日、庭に出てみると、プールにはシートがかぶせられていて、中は落ち葉だらけで泳げそうになかった。
彼女は、プールサイドで執筆に打ち込んだ。
夜。
外で音がしたから降りていくと、荷物を持った若い女性がいた。
彼女は、ジョンの娘ジュリーだと名乗った。
静かに執筆したかったサラは、ジュリーが来た事を迷惑に感じた。
翌日、ジュリーが全裸で泳いでいた。
サラは、お構いなしにプールサイドで執筆を始めた。
幻想的な作品である。
最後は、謎が仕掛けられていて、不思議な感覚にとらわれる。