イタリア・アメリカ合作の映画である。
夏のカリフォルニア。
ボートに乗った人や浜辺にいた赤ん坊が、海に引き込まれて変死体となって発見された。
新聞記者のネッドは、調査に乗り出した。
どうやら、海底トンネルの工事が関係しているらしい。
海洋学者のウィルも、部下を潜らせて調査に当たる。
しかし、部下2人も、潜水中に何者かに襲われた。
海底トンネルの工事をしているトロージャン社は、電気振動装置を使用していた。
それにより、大量の魚が逆立ちして死ぬという、奇妙な現象が起きた。
事故現場の調査により、巨大化したタコが人を襲っていると判明する。
そんなおり、ウィルの妻も巨大タコに襲われた。
この作品は、いわゆるB級ホラーである。
巨大タコは、実物のタコを接写して、それらしく見せるよう頑張っている。
1977年公開の作品だから、もし円谷プロで作ったら、もっと素晴らしいものが出来ただろうに。