三船俊郎主演、日本の映画である。
江戸時代。
若き保本登は、医学を学ぶため3年間長崎に留学し、江戸に戻ってきた。
言われるまま訪れたのが、小石川療養所だった。
そこで所長、通称「赤ひげ」 から、医療見習いとしてここに詰めると、言い渡された。
江戸に戻れば、幕府の御番医になれると思っていた保本には、青天の霹靂である。
また、保本の許嫁は、彼が留学中に他の男と恋仲になり、子供を産んでいた。
保本は、診療に出ることもなく、酒を飲み、ブラブラしていた。
赤ひげに追い出されるよう仕向けていたのだが、赤ひげは、その手に乗らない。
ある日、敷地内の座敷牢に隔離されている女が、保本の部屋に来た。
彼女の美しさゆえ気を許し、殺されかける。
その後、亡くなる人を看取ったり、外科手術を手伝って気絶したり、経験を重ねていった。
3時間もある、長い作品だ。
患者の打ち明け話が長かったりして、冗長に感じる。