アメリカの映画である。
近未来、犯罪の蔓延するデトロイト市で、警官がストライキをしていた。
よって街は、荒れ放題だ。
ヌークという名の麻薬が、多くの市民に広がっていた。
ヌークを製造して街に流しているケイン一味に、ロボコップが一人立ち向かう。
しかし、捕らえられ、バラバラに解体されてしまった。
この映画では、オムニ社という私企業がデトロイト市警を経営しているという設定だ。
ロボコップを開発したのも、オムニ社である。
そのオムニ社が、新型の「ロボコップ2」を開発していた。
殉職した警官の脳を使ったアンドロイドなのだが、開発するたびに自殺してしまう。
そこで、犯罪者の脳を使うことにした。
修理されたロボコップが、ストライキをやめた警官達と共にケイン一味を襲撃する。
ケインはロボコップに重傷を負わされて、入院した。
そこにオムニ社の社員が来て、生命維持装置を外し、ケインの遺体を持ち帰る。
そして、ケインの脳と脊髄を使い、ロボコップ2を誕生させた。
こいつが暴れ回り、ロボコップと対決するという映画である。
この映画の前半部分で、ロボコップの仮面を外したマーフィーが、元妻と面会するシーンがある。
周りは、元妻に対する愛情を許さない。
マーフィーは死んだことになっているので、妻に対して、思いを押し殺した態度を取る。
似せて作られたロボットなのだと。
切ないシーンだ。
これが、ラストの台詞とリンクしている。