ケビン・コスナー主演のアクション映画である。
主人公はCIAの殺し屋だ。
妻と一人娘がいたが、任務の為、5年も家を空けて離婚していた。
この映画は、カーチェイス、ピストル、格闘などアクション映画の王道に、「家族の絆」を絡めている。
離婚するのが当たり前のアメリカでは、家族が揃って仲良く暮すこと、とりわけ、父と子の絆が、求められている。
ヒーロー願望は相変わらずだが、家族愛にも飢えているのだ。
そういうことで、この作品も例外ではない。
任務遂行中、娘からスマホに電話がかかってきたら、ちゃんと会話をする。
凄腕エージェントと優しい父親、これが、アメリカ人には受けた。
この作品は、「馬鹿になって観る」ことをお勧めする。