ジャン・レノ主演、フランスの映画である。
パリ。
離婚したエミリーは、子供たちを残してカナダへ仕事に行くことにした。
長男アドリアン、長女レア、次男テオは、夏休みの2ヶ月間、プロヴァンスにある祖父の家で過ごすことになった。
アドリアンは17歳。レアは15歳、歳の離れた末っ子のテオは聴覚障害がある。
祖母のイレーネが、3人を迎えにきた。
17年前、妊娠した母エミリーが祖父ポールと喧嘩して、家を出た。
その後、17年間、ポールとエミリーは疎遠だった。
イレーネは、孫を連れ帰ることをポールに話していなかった。
駅まで迎えにきていたポールは、3人の孫を見て不機嫌になった。
アドリアンとレアも、田舎で過ごすことが不満だった。
夕食の時にもポールと孫は衝突した。
翌朝、アドリアンとレアは、再びポールと喧嘩になった。
イレーネは、孫を連れて蚤の市に出かけた。
ポールは街の仲間と、酒場で飲んでいた。
蚤の市で、アドリアンは早速、女の子をナンパした。
レアは、ピザを売っているチアーゴと知りあり、牛追い祭りに誘われた。
この作品は、ジャン・レノの頑固親父が秀逸だ。
心が温かくなる作品である。