アメリカのアニメーション映画である。
南米コロンビアの奥地エンカント。
魔法の力を宿し、意思を持った家「かシータ」が建っている。
ここに住むマドリガル一家は、皆、魔法使いだ。
主人公ミラベル・マドリガルは、5歳になる少し前、祖母のアブエラ・アルマから、一家の歴史を話してもらった。
アルマは、夫のペドロと授かった三つ子の赤ちゃんと、幸せに暮らしていた。
三つ子の名前は、ブルーノ、フリエッタ、ペパといった。
ある日、迫害を受けた一家は、逃げ出した。
追ってきた兵士と戦ったペドロは、殺された。
アルマは、祈るしかなかった。
その時、蝋燭に不思議な力が宿り、地面がせり上がってアルマと三つ子は助かった。
そこは、追手を遮る土地になったのだ。
そこにカシータが建ち、アルマと子供たち、そして、一緒に逃げてきた人たちが、エンカンタで暮らすことになった。
蝋燭は、その後も消えることはなかった。
マドリガル家の人間は、5歳になると魔法のギフトを授かる。
三つ子も、5歳の時にそれを授かった。
ブルーノは未来を見る魔法、フリエッタは料理で人を癒す魔法、ペパは天気を操る魔法だ。
時は流れた。
フリエッタの三女ミラベルが、5歳を迎えることになった。
さらに時が流れて、ミラベルは15歳になった。
長姉イサベラは花を咲かせる魔法、次姉ルイーサは怪力を授かっていたが、ミラベルは何も授かっていなかった。
父アグスティンは婿養子であり、魔法の力を持っていなかった。
従弟のアントニオが5歳の誕生日を迎え、パーティーが開かれた。
事件が起きた。
この作品は、ミュージカルである。
3Dアニメの不気味さが、私には馴染めない。
ストーリは練られておらず、やっつけ仕事で作った感じだ。