アメリカの映画である。
アロイシャス・ライリー、愛称アルは、ニューヨーク地方検事補だ。
殉職した父は、優秀な警官だった。
ベテラン刑事マイケル ( マイク ) ・ブレナンが、麻薬の売人トニー・バスケスを射殺する事件があった。
アルは、この事件の尋問調書 ( Q&A ) を作ることになった。
彼の、検事補としての初仕事だ。
黒人のサム・チャップマン、愛称チャッピーと、プエルトリコ系のルイス・バレンタインの二人の刑事と協力しての仕事だ。
ブレナンが正当防衛を主張していたので、調書は形式的に処理するはずだった。
一人目の目撃者である麻薬ディーラー、ロベルト ( ボビー ) ・テキサドールの証言は、ブレナンのものと食い違っていた。
疑問を持ったアルは、ボビーの内縁の妻ナンシー・ボッシュから真実を聞き出そうとした。
ナンシーは、アルの元恋人だ。
かつてアルがナンシーの父が黒人だと知った時、彼は差別的な表情を見せた。
それでナンシーは、アルの元を去ったのだった。
そのような過去があるため、ナンシーはアルを拒絶した。
アルの上司ケヴィン・クインは、余計なことをするなと釘を刺した。
もう一人の証人ロジャーが、ブレナンに狙われた。
それを察したボビーは、ロジャーを匿った。
そして、アルを呼び出して真相を語った。
この作品は、ニューヨークの警察や検察の腐ったところが、よく表現されている。
真相が早いうちから分かるので、楽しくない。
アクションも乏しい。