アメリカの映画である。
FBIフィラデルフィア支局特別捜査官チェスター・デズモンドが、主任のゴードン・コールに呼び出された。
彼は、ワシントン州の田舎町ディア・メドウで起きた、テレサ・バンクス殺人事件の調査を命じられた。
そして、鑑識員のサム・スタンリーとともに、現地に入った。
二人は、早速、検死に取り掛かった。
17歳のテレサは、頭部を殴打され頭蓋骨が陥没していた。
左手の薬指に指輪の痕があった。
そして、爪の間に「T」とタイプされた紙切れが挿入されていた。
次に、彼女が働いていたダイナーに行き、聞き込みを行なった。
テレサはコカイン中毒で、死ぬ3日前から左手が麻痺していた。
その後、二人は彼女が住んでいたトレーラを捜索して、彼女がはめていた指輪を見つけた。
その頃、フィラデルフィアでは、デイル・クーパー捜査官が、上司のコールに会いにきた。
「2月16日午前10時10分、前に話した夢の日だ。」
と、そこに2年も失踪していたフィリップ・ジェフリーズ捜査官が、突然現れた。
彼はクーパーに、赤いカーテンで仕切られた部屋にいる小人の夢を見せた。
小人は「この指輪で汝らは結ばれる」と告げた。
クーパーが夢から覚めると、ジェフリーズの姿はなく、さらにデズモンドが消息を立ったという知らせが入った。
クーパーはディア・メドウに行き、テレサのトレーラーを調べた。
一年後。
ディア・メドウに隣接する田舎町、ツイン・ピークス。
17歳のローラ・パーマーは、学校の人気者だ。
しかし彼女は、その美貌とは裏腹に、コカインに溺れ、複数の男子生徒と関係を持っていた。
この作品は、テレビシリーズ「ツイン・ピークス」の前日譚である。
テレビシリーズを観ていなくても、理解できて楽しめる。