日本、アメリカ合作の映画である。
196X年、木星に13番目の衛星Xが発見された。
地球連合宇宙局は、宇宙飛行士の富士一夫とグレンを、調査のために派遣した。
二人は、X星人と遭遇した。
X星人は地球より進んだ科学力を持っていたが、宇宙怪獣キングギドラに襲撃されていて、地下生活を余儀なくされていた。
彼らは、キングギドラを退治するために、地球のゴジラとラドンを貸してほしいという。
その見返りとして、ガンの特効薬を提示した。
帰還した二人の報告を受け、地球連合はゴジラとラドンを探し始めた。
後日、円盤に乗って地球に来たX星人は、ガンの特効薬と引き換えに、ゴジラとラドンを連れ帰った。
富士一夫の妹ハルノは、しがない発明家・鳥居哲男と付き合っていた。
鳥居が発明した、不協和音で痴漢を撃退するブザー「レディガード」を試験したら、あまりの音量に、近所から顰蹙を買った。
「世界教育社」という会社の女性担当者・波川が、レディーガードを買いたいと、5000万円を提示した。
しかし、その後の交渉が進まない。
波川は、グレンの恋人だった。
鳥居は、波川に胡散臭さを感じて後をつけ、世界教育社の別荘に潜入した。
この作品は、当時流行っていたイヤミの決めポーズ「シェー」を、ゴジラがやって話題になった。