フランス・アメリカ合作の映画である。
マルセイユの自動車オークションで、37年型ブガッティが4100万ドルで落札された。
アンドリュー・フォスターと弟のギャレットは、移送中のその車を強奪した。
一仕事終えて帰ってくると、アンドリューの恋人ステファニーの機嫌が悪い。
置いてけ堀されて、怒っている。
アンドリューは彼女との結婚を考えていて、彼女を危険な目に遭わせたくなかったのだった。
フォスター兄弟が、盗んだブガッティを依頼者に届けると、そこに落札した人物の手下が乱入してきた。
この車を落札したのは、マルセイユの大物ギャング、ジャコモ・モリエールだ。
依頼者は殺され、2人はモリエールの家に連れていかれた。
そこで危うく殺されるところを、ギャレットの気転で、話を付けた。
ギャレットは、近頃マルセイユに進出してたマックス・クレンプが所有している、62年型フェラーリ250GTOを盗んでくる、と提案したのだ。
モリエールは2人に、一週間の猶予を与えた。
最初から派手なアクションが観られる。
クラシックカーが山岳を走る姿も、美しい。
アンドリュー役は、クリント・イーストウッドの息子、スコット・イーストウッドだ。