イギリス、アメリカ合作の映画である。
シリーズ第2作。
前作で捕まった凶悪な魔法使いグリンデルバルドは、移送される途中で脱走した。
彼は、支持者の魔法使いを集めて、普通の人間を支配することを目論んでいる。
主人公ニュート・スキャマンダーは、書き上げた本をニューヨークにいる恋人ティナに手渡したかったが、イギリス魔法省は、彼の出国を認めていなかった。
ニュートの、頑なで非協力的な態度のせいだ。
イギリス魔法省は、出国の条件としてクリーデンスの抹殺を持ち出したが、ニュートは拒否した。
前作で生き延びていた彼を、ニュートは殺したくなかったのだ。
ニュートが家に帰って動物たちの世話をしていると、ティナの妹クイニーとその恋人ジェイコブ・コワルスキーが訪ねてきた。
クイニーはジェイコブに魔法をかけて、結婚すると言わせている。
魔法省に見張られているニュートは、ある日、尾行を躱して、恩師ダンブルドアに会った。
ダンブルドアは彼に、クリーデンスを探しにパリへ行けという。
さらに、グリンデルバルドもパリにいて、勢力を拡大し始めていると。
ニュートはジェイコブを連れて、密かに出国してパリに飛んだ。
闇祓いに復帰したティナも、パリに来ていた。
この作品は、前作「ファンタかスティック・ビーストと魔法使いの旅」 を観ていないと、物語に入り込めないかもしれない。
ハリー・ポッターファンなら、観ているだろうけど。
脚本が緻密で、文句なしに楽しめる。
CGも、見事だ。