勝新太郎主演、日本の映画である。
旅の途中、座頭市が子供達の仕掛けた雀の罠を踏みつけてしまい、その後、川に落ちてしまうという、ほのぼのとしたシーンから始まる。
座頭市は、熊吉一家で一宿一飯の世話になる。
その義理を果たす為、宇之吉という男の借金を取り立てに出掛け、抵抗する宇之吉を斬った。
その直後、姉のお袖が金の工面をして戻ってきた。
熊吉の目当ては、お袖だ。
利子の代わりと言ってお袖を連れていこうとするが、座頭市が、お袖を守った。
お袖は、諏訪に帰る旅に出る。
お袖の身を案じた座頭市は、同行した。
旅の途中で、腕の立つ剣客、柏崎と出会う。
勝負を持ちかけられた座頭市は、諏訪へ行く用があるからと、勝負を預けた。
熊吉一家との死闘、柏崎との対決、この二つのシーンが見物だ。
目の見えない座頭市は耳が頼りだが、柏崎との対決の時、神社の太鼓が鳴り響く。