ジョン・ラッセルは、幼い頃アパッチに掠われた。
その後、白人に引き取られたが、自ら逃げ出してアパッチと暮らしていた。
やがて、かつての養父が亡くなり、ジョンは下宿屋を相続した。
引き継ぐ気のないジョンは、下宿屋を売り払い、南へ向かうことにした。
もはや鉄道の時代になり、駅馬車は減っている。
そんな時、金持ちのフィーバーと妻のオードラが来て、馬と小型の馬車を買い取った。
ジョン、下宿屋を切り盛りしていたジェシー、下宿人だったビリーとドリスの若夫婦が、同じ馬車で出発することになった。
出発直前に、グライムスと名乗る荒くれ者が、強引に乗り込んできた。
アパッチを嫌っているオードラの要請で、ジョンは御者の横に座ることになった。
山を越えようとした時、三人のガンマンが待ち構えていた。
その中の一人は街の保安官であり、グライムスは、彼らの仲間だった。
彼らは金を奪い、オードラを連れて去っていった。
派手な撃ち合いのシーンが、少ない。
退屈な作品だ。
脚本が練られていないのだ。
最後もあっけない。