ヒュー・グラント主演、イギリス・アメリカ・フランス・ドイツ合作の映画である。
ウィルは、ロンドンに住む38歳の独身男性だ。
亡父の残したクリスマスソングの印税のおかげで、仕事をしなくても何不自由なく暮らしていた。
彼はだらしない性格で、女生と付き合っても長続きしない。
妹夫婦から、子供の名付け親になってくれと頼まれるが、断ってしまう。
ウィルは、妹の友人アンジーを紹介され、付き合うようになった。
アンジーはシングルマザーで、デートするのにも制限がある。
別れたいウィルは、いつものように嫌われ役を演じて別れ話を切り出そうとすると、アンジーの方が、泣きながら別れようといってきた。
このことてウィルは、シングルマザーと付き合うことに味をしめた。
そこで、シングルペアレントの会に出掛けて、うまく話をでっち上げ、スージーという女生とのデートにこぎ着けた。
デートの日、スージーは自分の子供のほかに、友人の息子マーカスを連れてきた。
マーカスは12歳、母と2人暮らしだ。
学校では、いじめられている。
4人は公演を散歩した。
マーカスは、母が焼いた固いパンをカモにぶつけて死なせてしまう。
このピンチを、公園の管理人に対してウィルがうまく言って、切り抜けた。
マーカスを家まで送っていくと、母フィオナが自殺を図っていた。
ヒュー・グラントのイメージに、完全に合う作品だ。
コメディではあるが、ウィルがマーカスに対して、母の幸せについて語る台詞には、ハッとさせられる。