主人公ホンドー・レーンは、騎兵隊の偵察員だ。
インディアンとの小競り合いで馬をなくし、徒歩で帰還中、牧場にたどり着いた。
そこにはアンジーという女生と、幼い息子ジョニーがいた。
亭主は、山に牛を追いに行ったという。
ホンドーは、水と食事を与えられ、買い取るための馬を調教した。
翌朝、インディアンに警戒するよう言い残し、砦に向かった。
やがて牧場にアパッチが来て、彼女らに去れと言う。
幼いジョニーは、銃を持ち出し母を守ろうとした。
族長は、その勇気に感動し、牧場にいることを許した。
牛を追いに出たはずのアンジーの夫エドは、砦の酒場で飲んだくれていた。
彼は、ホンドーが乗っている馬の鞍が自分のものだと気づく。
そして、ホンドーが馬を返しに牧場へ向かう後をつけた。
途中、エドがホンドーを襲おうとして、アパッチに襲われる。
エドは、ホンドーに助けられたにもかかわらず、彼に銃を向けた。
ホンドーは、やむなくエドを射殺し、持っていたジョニーの写真を手にした。
この後、牧場に戻ったホンドーとアンジーは、心を通わせる。
そして、騎兵隊とアパッチの戦いが始まる。
西部劇ではあるが、観終わってスッキリしない。
正義と悪が、はっきりしないからだ。
西部劇は、正義が悪を打ち負かす形でないと、後味が悪い。
ジョン・ウェインのファンにとっては、これでもいいのかも知れないが。