アメリカの映画である。
ジョブズが大学を中退し、ガレージからアップル社を起こし成功するところを描いた伝記だ。
彼は、それまでに無かった物を世に送り出す、素晴しい天才だった。
また、他人にも完璧を求め、敵も多かった。
職人肌の天才にありがちな、極端な性格だったらしい。
その辺りの表現が中途半端で、映画自体、何だか煮え切らない作品になってしまった。
物語として面白くするには、実際よりもデフォルメしないとダメだ。
スティーブ・ジョブズが、どこにでもいる青年実業家みたいになってしまっている。