やや古いアメリカの映画である。
スリルとサスペンス、そしてコメディー。
女盗賊エリザベスは、イスタンブールのトプカプ宮殿から「スルタンの剣」を盗み出す計画を立てる。
厳重な警備をかいくぐって盗み出す計画を、頭脳明晰な愛人が引き受けた。
彼は、それぞれ特技がある素人を集め、チームを作った。
一人が、武器を運んでいる最中に警察に捕まり、スパイとして働くことになる。
ところが、エリザベスの美貌と計画をしって、スパイをさせられていることをばらしてしまう。
逮捕の計画を知った彼女らは、計画を早めて実行した。
これから盗んで逃げるまでのところが、ハラハラドキドキで、引き込まれる作品だ。
この映画では、死者が出ない。
撃ち合いもない。
ルパン三世が、お宝を盗み出すような感じだ。
ルパン三世の方は、撃ち合いがあるが。
緻密な計画と、ドジな仲間。
愉快な作品である。