日本のアニメーション映画である。
人類を長く存続させるために設立された、人理継続保障機関「カルディア」は、近未来を観測する施設だ。
ある日、2016年12月31日で、人類が終わることがわかった。
人類滅亡の原因は、2004年に冬木市に出現した観測できない領域「特異点F」にあるらしい。
そこを調査して、場合によっては破壊せねばならない。
時空を超えて、そこに行くには、マスターと呼ばれる人材がいる。
カルディは、マスター候補者を集めた。
一般人から選出された藤丸立香 ( ふじまるりつか )は、廊下で倒れているところを女性のマシュ・キリエライトに起こしてもらった。
マシュは2年前からここにいるのだが、立香を「先輩」と呼んだ。
候補者が講堂に集められた。
所長のオルガマリー・アースミレイト・アニムスフィアが説明を始めたとき、立香は居眠りをしていた。
激怒したオルガマリーは立香を退出させ、自室で待機するよう命じた。
指定された部屋に行くと、医師のロマニ・アーキマンがくつろいでいた。
施設内で、爆発事故が起きた。
立香が駆けつけると、マシュが瓦礫の下敷きになっていた。
死の直前、特異点調査のために用意されていたサーヴァントが現れ、「英霊としての能力と宝具を与える代わりに、特異点を排除して欲しい」と、マシュに告げた。
マシュは受け入れ、契約して、英霊と人間が融合したデミ・サーヴァントになった。
この作品は「Fate / Grand Order」シリーズの、紹介的な作品である。
ここで構造を把握すれば、この後の展開を存分に楽しめる。