福原遥主演、日本の映画である。
高校生活最後の文化祭、3日前。
演劇部員が、体育館の舞台で「白雪姫」の練習を始めていた。
主役の佐々木ひかりが入ってきて、突然、退部した。
芸能プロダクションにスカウトされて、文化祭当日はオーディションがあると言う。
残る部員は3年女子が4人と、2年の男子1人。
3年生は今年が最後なので、辞退したくはない。
代役は、美形の部長・本庄沙彩がすべきなのだが、沙彩は「私なんて・・・」と遠慮を見せた。
そこで、投票することになった。
開票すると、沙彩に3票が入り、決まるかと思ったが、票が残っていた。
顧問の先生と、退部したひかりも投票していたのだった。
それで、中原胡桃も3票になった。
結局、くじ引きで決めることになり、篠田美紅が主役に決まった。
美紅は、ぽっちゃり系で、ヒロインには最も相応しくない。
それでも、やる気満々だ。
文化祭2日前。
納得のいかない胡桃と藤崎蒼生は、ラインで不満をぶつけ合った。
その時、外したはずの美紅にも送信してしまった。
それが切っ掛けとなり、部室内で部員同士が互いに罵り合う喧嘩に発展してしまった。
盛り上がりに欠ける作品だ。