1989年、ストックカーレース。
ジャック・トレットは、最終のピットインをした。
長男ドミニク、次男ジェイコブがピットクルーをしている。
ジェイコブがエンジンを調整して、ジャックはレースに戻った。
ライバルのケニー・リンダーが体当たりを仕掛けた時、いきなりジャックのエンジンの調子が落ちた。
体当たりされたジャックの車は壁に激突し、炎上した。
現在。
前作「アイスブレイク」から5年後。
ドミニクは、レティ・オルティスと結婚し、亡くなったエレナとの間に生まれた息子ブライアンと、静かに暮らしていた。
ある日、かつての仲間、ローマン・ピアース、テズ・パーカー、ラムジーの3人が、ドミニクの家にやってきた。
ラムジーがパソコンで、ミスター・ノーバディから送られてきた動画を見せた。
ミスター・ノーバディは、「ある荷物」を空輸している時に撃墜され、敵対国モンテキントに墜落した。
襲撃には、かつてドミニク・ファミリーと敵対していたハッカーのサイファーが関わっていた。
ローマン、テズ、ラムジー、そしてレティは、「ある荷物」を回収するためモンテキント行きを決めた。
平穏な生活を続けたいドミニクは、一人残った。
彼は、ブライアンを寝かしつけた後、動画を見直した。
すると、ドミニク・ファミリーしか持っていない十字架が映っていた。
ドミニクは、一行に合流した。
CGの技術進歩に伴って、シリーズを追うごとに、ますます派手になっていく。