captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

28DAYS

サンドラ・ブロック主演、アメリカの映画である。

 

アルコールと鎮痛剤が手放せないグエンは、毎晩、酔っぱらっていた。

 

母親がアル中で亡くなっていて、身内は姉が一人いるだけだ。

 

その姉が結婚するので、付添人を頼まれた。

 

結婚式当日、酔っぱらっていたグエンは遅刻し、姉に縁を切られた。

 

さらにシャンパンを飲み過ぎて、ウエディングケーキの上に転倒してしまう。

 

グエンは、新しいケーキを買いに行くといって、新婚カップルが乗るはずのリムジンを運転し出て行ってしまう。

 

そして民家に突っ込み、裁判に。

 

28日間、中毒者更生施設に入所することになった。

 

我が儘な性格、禁断症状の苦しみなどでなじめないグエンは、面会に来た恋人ジャスパーと抜け出して酒を飲んで帰ってきた。

 

それがばれて、服役するか、真剣に更生するかを迫られ、更生を誓う。

 

手に入れた鎮静剤を窓から捨てたのは良かったが、やっぱり欲しくなり窓から転落、足を骨折する。

 

他の入所者達から嫌われている彼女は、出て行けといわれる始末だ。

 

それでも、やっと心の内をさらけ出し、みんなに受け入れられて更生に励むようになった。

 

また、入所している野球選手エディに恋心を抱いたことも、励みに繋がっている。

 

中毒克服のための28日間を、コミカルに描いた作品だ。

 

現実の更生施設は、もっとドロドロしたものだろう。

 

禁断症状が、あっさり抜けるわけがない。

 

出所後どうなるのだろう、という気持ちが起きた。

 

一回でも酒を飲んだら、元に戻ってしまうのだろうな、とか。

 

そんな感情を抱かせたのは、出演者の演技力によるものだろう。