三船美佳主演の映画である。
中学二年生の少女が、急性白血病で入院する。
彼女は、抗がん剤の副作用で髪の毛が抜け、見舞いに来てくれる友達にも、会いたくない。
そして、夏休み。
下田で合宿することになった。
彼女は、しぶじふ参加するが、到着して彼女は驚いた。
それは、クラスメイト全員が、髪の毛を剃っていたのだ。
この作品は、アメリカの学校であった実話に基づいている。
重くなりがちな「病気もの」を、明るいタッチで描いている秀作である。
主人公の母親役、田中好子は、この時既に乳がんの治療と再発を繰り返していた。
それを思うと、なんだか切ない。