アメリカの映画である。
妻が強姦された上、殺された。
現場にいた主人公は、犯人に重症を負わされて、記憶障害になる。
事件以後は、10分間しか記憶が残らないのだ。
彼は、仲間の助けを受けて復讐を果たすべく、犯人を追い詰める。
メモ、ポラロイド写真、そして入れ墨までも利用し、復讐を果たす。
ところが彼は、仲間に記憶障害を利用されていたのだった。
ややこしい話である。
そして、最後まで気が抜けない。
緻密な脚本は、納得させるものがある。
アメリカのSF映画である。
主人公ビリーは、自分の意志に関係なく時間旅行をしてしまう。
過去へいったり、未来へ行ったり。
ただし、主たる意識が過去の自分、未来の自分にジャンプするだけで、その時の自分の年齢になっている。
これは、映画で見ると、その人の人生を切り取ってランダムに並べただけの作品になってしまっている。
意味が分からない。
全くの、駄作である。
これは、同名の小説の方が遥かに面白い。
カート・ヴォネガットの小説の中でも、ベスト3に入る面白さだ。
アメリカの古いSF映画である。
主人公は精神科医。
自分の住んでいる街に久しぶりに帰ったところ、住民達に対し、何となく違和感を感じる。
皆、感情が乏しいのだ。
住民は、宇宙からの侵略者によって「複製」されたものに入れ替わっていたのだ。
彼は、やがてそれに気付くが、避けようがない。
自分の複製も既に作られていて、自分が眠ったら入れ替わってしまうのである。
彼は、恋人を連れ、街を逃げだそうとするが。
この映画は、宇宙人が出てきて人間を殺したり、家を破壊したりという過激なシーンは無い。
宇宙人そのものは、姿を見せないから、返って不気味である。