マデリン・カーン主演、アメリカの映画である。
1924年、ハリウッド。
女優志望のエスティ・デル・ルースは、オーディションを受けるために、撮影所にいる監督を訪ねていった。
その頃、野犬収容所では、多くの犬が殺処分されようとしていた。
1匹のジャーマン・シェパード・ドックが機転を利かせて係員を檻に閉じ込め、他の犬たちともども脱走した。
エスティは、撮影所で監督だと偽った照明係に誰もいないところに連れて行かれ、襲われそうになった。
そこに、収容所から逃げてきたシェパードが駆け込んできて、彼女は助かった。
それを目撃した撮影所の社長J・J・フロンバーグは、この犬を映画に起用することを思いついた。
居合わせた売れない脚本家グレイソン・ポトチャックは、犬を主人公とした物語を思いついて話し、自分がこのシェパードの飼い主だと偽った。
フロンバーグは、彼を雇うことに決め、犬の名前を尋ねた。
グレイソンは咄嗟に「ウォン・トン・トン」と答えた。
フロンバーグに犬の調教を頼まれたグレイソンは、早速、探しに出かけた。
エスティを助けた犬は、彼女に懐いて、ずっと一緒にいたが、彼女には迷惑だった。
この作品は、1976年の制作である。
CGの無い時代のものだが、犬の表情が良く、面白い。
ただ、脚本は練られていない。
犬がいなかったら、ただのドタバタ喜劇だ。