ドン・シーゲル監督、マイケル・ケイン主演、イギリス、フランス、アメリカ合作の映画である。
ロンドン郊外の草原地帯。
少年二人が、模型飛行機を飛ばそうと、柵を越えた。
そこに、軍服を着た男が車でやってきて、二人を拉致した。
軍服の男は少年二人を、首謀者であるマッキーとその愛人シール・バロウズに引き渡した。
その後、逃走の途中、マッキーの仕掛けた爆弾によって、軍服の男二人は殺された。
誘拐された少年の父親ジョン・タラント少佐は、イギリス諜報部の工作員として、武器密輸の調査を行なっていた。
彼は、シール・バロウズという女が密輸に関わっていることを突き止め、アパートを訪ねていった。
中には通されたが、彼に得るものはなかった。
隣室にいたマッキーは、二人をカメラで撮影した。
情報局長エドワード・ジュリアン卿の家で連絡会議が開かれ、タラントも出席した。
タラントの上司セドリック・ハーバーは、大量のソ連製武器がチェコ経由で北アイルランドに流れていることを報告した。
破壊工作部は、50万ポンドのダイヤモンド原石を代価にして、密輸を阻止する計画を立てた。
タラントに妻から電話がかかってきた。
息子のデイヴィッドが誘拐されたという。
許可を得て、彼は別居中の妻の家に向かった。
タラントが到着して、犯人から二度目の電話がかかってきた。
相手はドラブルと名乗り、今夜7時に電話をするからハーバーを出せと要求した。
ハーバーが到着し、予告通り、ドラブルから電話がかかってきた。
ドラブルは、身代金として50万ポンドのダイヤを要求した。
この作品は、自作自演の犯人としてタラント少佐が追い込まれていくところが、見どころである。
タラントに有能な協力者がおらず、孤独な戦いは、すごいサスペンスだ。