クエンティン・タランティーノ監督・脚本、ブラッド・ピット、クリストフ・ヴァルツ主演、アメリカ、ドイツ合作の映画である。
1941年春、ドイツ占領下のフランス。
ユダヤ人狩りをしているナチス親衛隊のハンス・ランダ大佐は、部下を引き連れ、一軒の農家を訪れた。
農家の主人とランダ大佐は和やかに話していたが、圧力に耐えられなくなった主人は、床下にユダヤ人の一家を匿っていることを白状してしまった。
ランダ大佐は部下に命じて、床下に向けて機関銃掃射を行なった。
二十歳前のショシャナだけは、生き延びて走り去った。
米軍は、アルド・レイン中尉のもと、ユダヤ系アメリカ人で編成した特殊部隊をフランスに送り込んだ。
レイン中尉は部下に、なるべく残虐な方法でドイツ兵を虐殺し、頭の皮を剥ぐことを命じた。
彼らの残虐性は瞬く間に知れ渡り、ヒトラー総統の耳にも入った。
6月、パリ。
生き延びたショシャナは、伯母から引き継いだ小さな映画館を運営していた。
今は、エマニュエル・ミミューと名乗っている。
彼女が看板を架け替えていた時、ドイツ人のフレドリック・ツォラー一等兵が声をかけてきた。
彼は彼女を気に入ったのだか、当然のごとく、彼女は冷たい態度をとった。
フレドリックは、狙撃兵として300人の敵を射殺した。
その功績が認められて、彼を主人公とする映画が作られ、彼は英雄となっていた。
彼は彼女を、ヨーゼフ・ケッペルス宣伝大臣に引き合わせた。
この作品は、会話のシーンが面白い。
クリストフ・ヴァルツが演じるナチス親衛隊ランダ大佐が出てくるシーンは、緊張感で溢れている。
2時間半を超える作品だが、長さを感じない。