マリーナ・フォイス主演、フランスの映画である。
フランス南西部のリゾート地、ラ・ポワント。
海上憲兵隊上級曹長のマジャは、49歳、引退を控えていた。
ある日、彼女は、ボートが故障したとの通報を受けて、現場に急行した。
操縦していたのはドイツ人観光客で、片言のフランス語で、ボートに何かがぶっかったのだと言う。
簡単な修理ののち、ボートは去っていった。
この場所は、乗り入れが禁止になっているのだ。
帰ろうとしたマジャのボートに、何かがぶつかった。
それは、5メートルほどの鮫だった。
署に戻った彼女はルーベン署長に報告したが、サメのことを信じてもらえなかった。
しかし彼女が乗っていたボートには、サメの歯形がついていた。
水上アスレチックスから、異臭がするから見てくれとの要請があった。
マジャは部下のブレーズとウジェニーを連れて、現場に向かった。
そこでマジャは、食いちぎられた人間の足を発見した。
検死の結果、サメの歯形がついていることがわかった。
さらに、南方にいるイワシが北上してきていて、サメもついてきている可能性があるとのことだ。
市長と憲兵隊は、反対する住民を押し切って、ビーチを閉鎖した。
その後、引退を先延ばししたマジャは、ブレーズ、ウジェニーとともに沖へ出て、麻酔銃でサメを捕獲した。
環境活動家に配慮したマジャは、サメを殺すのではなく、インド洋まで運んで放流することにした。
この作品は、サメの恐怖よりも、人間の恐ろしさに重きを置いている感じだ。
マジャのセリフに「今は2022年よ」とあるように、現在社会の問題点を浮き彫りにしている。
中途半端なコミカル要素が、作品の質を落としているので、シリアル路線を貫いたほうがよかっただろう。