ロバート・デ・ニーロ、ロビン・ウイリアムス主演、アメリカの映画である。
30年前。
少年レナード・ロウは、ある冬の日、公園のベンチに自分の名前を彫った。
手が震え出した。
その日から、彼は体の自由がきかなくなっていった。
現在。
人付き合いが苦手な精神科医のマルコム・セイヤーは、ずっと研究職に就いていたが、ブロンクスのベインブリッジ病院に、強引に臨床医として採用された。
この病院は、完治の見込みがない慢性神経病患者ばかりが入院していた。
あちこちから聞こえてくる患者の奇声や病院の設備に、彼は大いに困惑した。
そんな彼を看護師のエレノア・コステロは、じきに慣れますよと励ました。
彼は、患者たちを診察しているうちに、意識がなくても反射神経が残っていることに気づいた。
1920年代に流行った嗜眠性脳炎に罹った人が、後遺症で抜け殻のようになっていることも分かった。
彼は嗜眠性脳炎が原因だと考えられる15名に対して、調査を始めた。
患者は、それぞれ特別の刺激に対して反応し、体が動くことが分かった。
彼は上司を説き伏せて、パーキンソン病の新薬を最も重症であるレナード・ロウに投与し始めた。
徐々に投薬量を増やしていったが、効果が見られなかった。
そこで彼は、一気に2倍の量を投与した。
その後うたた寝してしまった彼が目覚めた時、レナードはテーブルに座って自分の名前を書いていた。
この作品は、実話に基づいて制作された。
レナード役のロバート・デ・ニーロの演技が、凄い。