日本のアニメーション映画である。
10ヶ月前、雪の八ヶ岳連峰未宝岳。
長野県警の大和敢助警部は、御厨貞邦を追っていた。
御厨は8年前の強盗事件の犯人で、仮釈放中に行方をくらましていたのだった。
追跡の最中、大和は別の人物を目撃した。
すると、その人物は大和に向けてライフルを発砲した。
左目を負傷した大和は、続いて起きた雪崩に巻き込まれた。
その後彼は奇跡的に助け出されたが、山中での記憶をなくしていた。
国立天文台野辺山に何者かが侵入して、職員が襲われた。
大和は同僚の上原由衣刑事と現場に向かった。
彼は、天文台にあるパラボラアンテナを見た途端、左目が疼き出し、その場にうずくまってしまった。
東京。
毛利小五郎のもとに、警察時代の同僚である鮫谷浩二から電話があり、会う約束をした。
捜査一課にいたはずの彼は、現在、刑事総務課の改革準備室で働いているという。
そして、10ヶ月前に長野で起きた大和警部の事件と雪崩について話をしたいということだった。
当日、小五郎と蘭、そして江戸川コナンが待ち合わせの公園に出向くと、銃声が聞こえてきた。
3人が駆けつけると、鮫谷が倒れていて、犯人が逃げ出した。
バイクで逃げる犯人を、コナンはスケボーで追跡したが、取り逃してしまった。
鮫谷はライフル銃で撃ち抜かれていて、死亡した。
小五郎は、佐藤美和子刑事、高木渉刑事らとともに、長野に向かった。
灰原哀をはじめ少年探偵団は、阿笠博士のはからいで、野辺山天文台の見学に来ていた。
サッカーの試合を見にいくはずだったコナンと蘭も、野辺山に向かった。
この作品は、「名探偵コナン」シリーズ第28作目である。
細かな伏線が丁寧に回収されていて、脚本の緻密さに頭が下がる。
あまりにもぶっ飛んでいるコナンの動きは、興醒めするギリギリのところを攻めている。