日本のアニメーション映画である。
小学4年生の少女・藤野歩は、漫画が得意だ。
学年新聞に毎回掲載され、クラスメイトや家族の評価も高かった。
ある日、職員室に呼び出された彼女は、担任から、「漫画を描いている生徒がもう一人いるので、その子の漫画も学級新聞に載せる。」と言われた。
その生徒は京本といい、不登校の生徒だ。
藤野は、彼女を見下す発言をした。
藤野の作品と並んで京本の作品が掲載された学級新聞が、配られた。
京本の絵は藤野よりもはるかに上手かった。
衝撃を受けた藤野は、対抗心を燃やして、本格的に絵の練習を始めた。
家族や友達と軋轢を生みながらも、彼女は絵に没頭した。
しかし、京本との差を埋めることができず、6年生の途中で漫画を描くことを諦めた。
卒業式が終わったあと、職員室に呼び出された藤野は、担任から京本の卒業証書を渡すよう頼まれた。
藤野は、しぶしぶ京本を訪ねた。
インターホンを鳴らして返事がなかったが、鍵か開いていたので、彼女は中に入った。
廊下に、大量のスケッチブックが山積みになっていた。
藤野は、京本を揶揄する4コマ漫画を描いた。
突然、風が吹いて、その漫画がドアの隙間から京本のいる部屋に吸い込まれた。
藤野は、慌てて逃げ出した。
漫画を見た京本が、走り出てきた。
この作品は、漫画原作のアニメーションである。
前半は、青春映画。
クライマックスは藤野の妄想なのか、パラレルワールドを描いているのか、あいまいなところがいい。
ただ、吹き替えが下手で、何度も現実に引き戻されて没頭できなかった。