薬師丸ひろ子主演、日本の映画である。
安房国。
里見家の城が蟇田一族に攻められ、皆殺しにあった。
100年前に里見家によって滅ぼされた蟇田一族が、怨霊となって復讐に来たのだった。
一族を率いているのは、領主の妻・玉梓と、その長男・蟇田素藤だ。
玉梓は長男、次男とともに、燃える城内で焼け死んだのだった。
里見の城から一人逃げ出した静姫に、追手が差し向けられた。
男装した静姫が、山の中で見つけた炭焼き小屋に入って食べ物を探していると、村の若者・犬肢親兵衛が入ってきた。
親兵衛は彼女に、食べ物と水を与えた。
その時彼は、静姫が女だと気づき、押し倒した。
そこに二人の山伏が入ってきて、彼女を救い出した。
犬山道節と犬村大角の二人だ。
二人は、この度の事件の発端となった出来事が描かれた絵巻物を、静姫に見せた。
この作品は、曲亭馬琴の「南総里見八犬伝」をもとに新たに作られた物語である。
南総里見八犬伝の主人公は犬塚信乃だが、この映画では、静姫と犬江親兵衛の恋愛が中心に物語が進む。
千葉真一率いるJACのアクションは、この作品でも素晴らしい。