ミハイル・バリシニコフ主演、アメリカの映画である。
米ソ冷戦時代。
ソ連からアメリカに亡命した世界的バレエダンサー、ニコライ・ロドチェンコは、東京公演に向かう飛行機に搭乗していた。
白夜のシベリア上空でトラブルを起こした飛行機は、ソ連の空軍基地に不時着することになった。
ニコライは、身元が分かるパスポートやクレジットカードをトイレに捨てた。
着陸時に席についていなかった彼は、衝撃で転倒して気を失った。
病院で目覚めたとき、目の前にKGBのチャイコ大佐がいた。
ニコライは亡命して以来、ソ連では指名手配されていたのだった。
負傷した彼はソ連に勾留されることに、彼のマネージャーであるアン・ワイアットは、西側に移されることになった。
チャイコ大佐が訪れた劇場で、アメリカからソ連に亡命した黒人のタップダンサー、レイモンド・グリーンウッドが舞台で踊っていた。
レイモンドはベトナム戦争の脱走兵だ。
大佐はレイモンドにニコライのことを話し、預かるよう依頼した。
シベリアで暮らすレイモンドと妻のダーリアは、ニコライの世話係となった。
ニコライは大佐に呼び出され、この国で踊るよう命じられた。
レイモンド夫妻とニコライは、レニングラードに移された。
ニコライの部屋は、盗聴マイクが仕掛けられていた。
レイモンドは、ニコライを連れてレッスンに出かけた。
スタジオにも、盗聴マイクや監視カメラが、たくさん仕掛けられている。
そこに、かつてニコライの恋人だったガリーナ・イワノワが現れた。
この作品は、実話に基づいたフィクションである。
主演のミハイル・バリシニコフは、ソ連からアメリカに亡命して、その後、帰化している。
冒頭のダンスシーンは、目を見張る素晴らしさだ。
ずっと緊張と不安が強いられるストーリー展開は、疲れる。