ニューヨーク。
夜、閑静な住宅街で道に迷った黒人青年が、停まった車から降りてきた男に襲われ、拉致された。
写真家の黒人青年クリス・ワシントンの家に、恋人の大学生ローズ・アーミテージが訪ねてきた。
今日は、ローズの実家に行ってクリスを両親に会わせるのだ。
白人のローズにとってクリスは初めての黒人の恋人ということで、両親にどう思われるか、クリスは心配した。
ローズは、「差別主義者じゃ無いから大丈夫」と、彼を安心させた。
彼女の運転で、二人は高級住宅街にあるローズ家の豪邸に向かった。
途中、鹿を撥ねるアクシデントがあったものの、二人は、無事に到着した。
ローズの両親はクリスを歓迎した。
父ディーンは精神外科医、母ミッシーは催眠術を用いる心理療法士だ。
ミッシーは禁煙できないクリスに催眠術を勧めたが、彼は断った。
この家には使用人の黒人、ウォルターとジョジーナがいる。
ローズの弟ジェレミーが帰ってきて、みんなで夕食をとった。
夜、寝付けないクリスはタバコを吸おうと外に出た。
すると、ウォルターが全力疾走で彼のそばを通り抜けていった。
2階の窓から、ジョジーナが見えた。
彼女は窓ガラスに映る自分の顔を気にしていたのだった。
中に戻ったクリスは、ミッシーに呼び止められた。
座って話をしているうちに、彼は催眠術をかけられてしまった。
この作品は、練りに練った緻密なシナリオで作られている。
伏線がたくさん仕込まれていて、一度観ただけでは回収できない。
観るたびに新しい発見がある、面白い映画だ。
テーマは、白人による黒人差別である。