スペインの映画である。
35歳のマリアは、父親の暴力に耐えかねて都会に出てきた。
彼女はアルコール中毒になり、さらに体しか興味のない男の子供を孕ってしまった。
そんなある日、父親が病気になり、マリアが住む町の病院に入院した。
その付き添いのため、母ローサがマリアのアパートに住むことになった。
ローサは病院に通うかたわら、マリアが出かけている間に部屋を掃除したり、料理を作ったりした。
マリアは、面白くない。
いろいろ世話を焼いてくれる母に、彼女は常に反抗的な態度をとった。
同じアパートの下の階に、犬だけが家族という老人が住んでいた。
彼は別の地方から来ていて、周囲に友人はいなかった。
ローサは彼と知り合い、会話をするようになった。
この作品は、派手なシーンはなく、暗く重い雰囲気が続く。
どこまでも献身的な母親が、素晴らしい。
邦題のように、心が温かくなる作品だ。