勝新太郎主演、日本の映画である。
朝吉は、闇市の仕入れから帰りに警官隊に捕まって、荷物を没収されてしまった。
夜、朝吉は親方にいじめられている靴磨きの少女ひろみを助けた。
ひろみは8歳だが、大人びた口を聞く。
両親がいないということなので、とりあえず宿に連れ帰った。
翌朝、朝吉が顔を洗いに出ると、顔馴染みのオカマおぎんに出会った。
おぎんは女剣一座で役者をしているのだが、問題があって朝吉に助けてほしいという。
朝吉は座頭の五月淳子と興業ブローカー大磯文次に会って、事情を聞いた。
劇場の持ち主である玉島甚五郎が横槍を入れてきて、公演ができないという。
早速、朝吉は玉島の事務所に乗り込んだ。
聞く耳を持たない玉島は、力ずくで朝吉を追い出そうと手下を呼んだ。
その中に、清次がいた。
清次が見物する中、朝吉は手下どもをあっさり片づけた。
玉島は、その男は清次がいつも話していた「八尾の朝吉親分」と知って、急に馴れ馴れしくなった。
この作品は、「悪名」シリーズ第4作目である。
朝吉役の勝新太郎も、清次役の田宮二郎も、若くて溌剌としている。
テンポ良くストーリーが流れ、満足感のある作品だ。