勝新太郎主演、日本の映画である。
朝吉と清次はヤクザ家業から足を洗い、焼き鳥屋を営んでいた。
ある日、大勢から暴行を受けている新聞記者を助けたところ、新聞沙汰になり、一躍有名人になった。
暴行を働いていた愚連隊の沢村猛は、暴力団に丸め込まれて朝吉を刺しにきた。
ところが、あっさり清次に取り押さえられ、朝吉から大目玉を食らった。
朝吉は、その夜、猛を泊めてやった。
翌日、幼馴染の菊枝が突然やってきて、朝吉に嫁にしてもらいたいという。
聞けば、菊枝は旦那を亡くした後、八尾の朝吉の実家で世話になっていて、朝吉の父親の最後を看取ったという。
朝吉は、菊枝をしばらく置いてやることにした。
猛の親は質屋の沢村亀之助で、朝吉たちの店の大家だった。
そこで朝吉と清次は、嫌がる猛を親のところに連れて行った。
猛の両親は、粗暴な息子に辟易していて、怒鳴るばかりだ。
朝吉は、「うちで預かる」と言い残して、猛を連れ帰り、焼き鳥屋で働かせ始めた。
亀之助は、この辺りを仕切っている大鯛組に、猛を取り返してくれるよう頼んだ。
大鯛組の組員が数人、焼き鳥屋にやってきて、無理やり猛を連れ帰ろうとした。
清次が一人で相手をして、組員を叩きのめした。
この作品は、「悪名」シリーズ第12作目である。
大勢を相手の殴り合いは面白いのだが、朝吉も清次もあまりダメージを受けていないので、リアリティが乏しい。