中村主水主演、日本の時代劇映画である。
元禄十四年、江戸城松の廊下。
浅野内匠頭は、吉良上野介による度重なる嫌がらせに堪忍袋の緒が切れて、刃傷沙汰に及んだ。
吉良上野介は軽傷を負っただけだが、浅野内匠頭は、その日のうちに切腹となった。
赤穂藩では、今後についての話し合いが開かれたが、国家老の大石内蔵助は虫歯が痛くて、話に集中できなかった。
将軍・徳川綱吉が生類憐れみの令を出し、犬が特別扱いされるようになった。
中村主水の家では、姑のせんと嫁のりつが、子犬を買ってきて育て始めた。
大きくして、儲けようという算段である。
赤穂藩の急進派が数名、仇討ちのために吉良邸を探っていた。
ある夜、彼らは吉良の家来に見つかり、犬を消しかけられた。
赤穂藩士の一人が、犬を斬り殺した。
翌日、岡っ引が「遺体が出た」と言って主水ところに駆け込んできた。
筵をかけられていたのは、斬られた犬だった。
この作品は、正月番組「新春必殺スペシャル」として放送されたものである。
新幹線や自動車など現代のものが、わざと映されている。
忠臣蔵をメインにしながらも、ちゃんと「必殺仕事人」だ。