勝新太郎主演、日本の映画である。
朝吉は、戦争が終わって、14年ぶりに故郷に復員してきた。
彼にに声をかけられた友人は、とても驚いた。
軍の広報で朝吉は戦死したことになっていて、すでに葬儀を済ませ、墓まで建っていたのだった。
家に帰ると、両親をはじめ家族は大喜びで迎えてくれたが、妻のお絹は、家を出て京都で再婚していた。
朝吉は、お絹に会いに行ったものの、なすすべもなかった。
その後彼は、自分の身代わりになって死んだ貞の母を訪ね、四国へ行った。
貞の母ふくは、一人、貧乏暮らしをしていた。
朝吉は、貞の代わりに親孝行をさせてくれと、強引にふくを八尾の実家に連れ帰った。
彼の生還祝いが開かれた夜、戦死した友人弥吉の妹月枝が、進駐軍に強姦された。
傷心の月枝は、家出した。
朝吉は、ふくを連れて大阪に出た。
そして、貞の妻お照を訪ね、お照親子が住んでいる木賃宿に転がり込んだ。
朝吉は、パンパン ( 売春婦 ) になっていた月枝を見つけ、田舎に連れて帰ろうとした。
しかし、彼女は強く抵抗した。
やがて大騒ぎになり、パンパンの元締めの男が現れた。
彼は、貞の弟清次だった。
この作品は、「悪名」シリーズ第3作目である。
内容は浅いが、テンポが良く、楽しめる。