勝野洋主演、日本のSF映画である。
1978年。
国際会議の席で、兵藤光彦博士が突然UFOの存在について演説を始めた。
終了直後、博士は数人の外国人に連れ去られた。
博士の妻から、博士が滞在しているホテルから失踪したとの連絡が、国営放送JBCに入った。
報道部員の南一矢は、五代報道局長の命令で調査を始めた。
南がホテルを取材すると、博士はちゃんとチェックアウトしていて、失踪は妻の勘違いということになっていた。
国防庁参謀本部の沖退介と同僚の原田は、特殊部隊に配属された。
それは、UFOとその目撃者に対応する部隊だ。
沖は、理髪店の若い理容師・西田冴子に一目惚れして、週に何度も通うようになった。
彼女にアプローチをかけた直後、彼はUFOの目撃が多発している北海道に派遣された。
新人女優の高松夕子が、JBCの大型ドラマの主人公に抜擢された。
彼女と付き合っている芸能記者の木所が、南に彼女の秘密を打ち明けた。
彼女の血は青いと。
南は、とても信じることができず、笑い飛ばした。
誰にも言うなと口止めされていたにもかかわらず、南はそのことを五代局長に話した。
世界各地でUFO目撃が多発し、UFOを見た人間の血液が青くなるとの噂が広がった。
この作品は、はっきりした形のUFOも宇宙人も出てこない。
政治サスペンスである。
全体に暗く、重苦しい。
爽やかでない勝野洋。