織田裕二主演、日本の映画である。
湾岸署管轄内の下町商店街。
青島俊作警部補と恩田すみれ巡査部長は、夫婦で唐揚げ屋を営んでいる。
他の警官も、変装して街に溶け込んでいる。
張り込みの一環なのだが、店は大繁盛していた。
長い張り込みの後、犯人は逮捕された。
警視庁捜査一課管理官の鳥飼誠一警視は、書類を上司に提出するが、その場で捨てられた。
「警察機構維新」と題した論文のようだ。
その後、鳥飼は証拠品保管庫から拳銃を盗み出した。
湾岸署では、近くで開催される国際環境エネルギーサミットの警備のため、真下正義署長が、人員の配置換えをしていた。
戻ったばかりの青島は、交通取締の手伝いに行かされた。
サミット会場で、拳銃を用いた誘拐事件が発生した。
湾岸署に捜査本部が設けられ、誘拐事件ということで、本庁から交渉部の小池茂警視らがやってきた。
ところが、誘拐された男性が射殺体で発見された。
この作品は、シリーズ最終回にする予定だったのだろうが、その後、室井慎二を主人公にした作品が制作された。
実際、何も完結していない。
それはともかくとして、シリアスとコミカルを無造作に混ぜた脚本は、馴染めない。