高倉健主演、日本の映画である。
網走刑務所。
受刑者達が映画を観ている。
そこで、末広勝治は古株・カッパの源治に因縁をつけられて、殴り合いの喧嘩になった。
その時、加勢した末広の兄弟分・北野鉄雄が、源治を羽交い締めした。
翌日、腹の虫が治らない源治は、子分を引き連れて末広に喧嘩を売った。
仮釈放が近い末広は、弟分の石松五郎にたしなめられて、我慢する。
源治が刃物を持ち出したところ、侠客の中神政男が止めに入って、一旦は落ち着いた。
しかしその後、源治と北野が争い、北野は刺されて死んだ。
出所した末広と石松は、北野の妻・冴子が経営する北野土木を訪ねた。
北海ダム建設を請け負っている北野土木は、大沼土木から暴力的な嫌がらせを受けていた。
死んだ鉄男を思い、末広と石松は北野土木を守るため、ダンプの運転手として雇ってもらうことになった。
シリーズ8作目、最終章である。
受刑者が観ている映画が、高倉健主演「昭和任侠伝 死んで貰います」だ。